安曇野市に完成した三世帯で暮らすためのイエです。
老朽化が進んでいた平屋の既存家屋を解体し、
敷地をより有効的・合理的に使えるよう考え、
東南二方向の道路に面している事を踏まえた上で、
配置と規模を決定していきました。
周辺の家々との調和を考え、
外観は和の雰囲気感じられるよう部分的に木を取り入れバランスを考えました。
三世代の同居ということで、
ゾーニングは生活リズムの違いを考慮しながら進めていきました。
家族が集うリビングには、
大きな窓(木製製作建具)と大きな吹抜を配し、
光と風と家族の声が家中に届くよう計画。
LDKをイエの中心と考え、
そこから各空間を放射状に配置し動線をスムーズに。
2階には吹抜に面したセカンドリビングを設け、
家族個人個人で楽しめる空間づくりを意識しました。
内部の仕上は空間の使い方によって選定し、
松を使ったの床や天井・表情のある珪藻土壁・そしてオリジナルのスチール手摺を採用。
これからどんどん進化し豊かになっていくであろうこの新しいイエ。
私は末永く見守っていきたいと思っております。
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景観に馴染むことを意識した和を感じさせる外観 |
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キッチン廻りは収納を充実させつつ一体感を重視 |
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大きな窓と大きな空間でより広がりを感じます |
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たくさんの陽の光を呼び込みます |
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母親室は使い方により一間を二間に出来る様に |
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動線を重視した洗面所と浴室の配置 |
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吹抜廻りは2階のリビングとして使う予定 |
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光と風の通り道に物干しスペースを設置 |
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家族の持ち物が全て納まる大きなクローゼット |
竣工 | : 2018年12月 |
用途 | : 専用住宅 |
所在地 | : 安曇野市三郷 |
延床面積 | : 129.17m² |
施工 | : 施主直営(分離発注方式) |