若い夫婦が同居を機に建てた30坪ほどのイエです。
市街化調整区域にある母屋に増築したこの建物は、30坪ほどの大きさの中に『開放感』と『つながり』を意識した計画としました。
南側には木製建具の大きな開口があり、そこから上部の吹抜と、西側の階段につながる壁面すべてに窓を配置し、奥行きのある建物の奥まで光が届きます。
ヒノキの床、杉の柱、このイエに小さなお子さんの成長が刻まれていくのが楽しみです。
深い軒と杉板貼の壁が景観に馴染む外観 | |
隣家に配慮し全体的に高さを抑えてある |
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光の柱と名付けた縦横に連続する 開口が室内へ陽光をはこぶ |
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クルミの木でつくった手ざわりの良い玄関ドア |
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窓からの景色を眺めながら上り下りできる階段 | |
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2階のフリースペースは可変性を持った空間 |
大きな押入を備えた4.5畳の和室 |
竣工 | : 2008年4月 |
用途 | : 専用住宅 |
所在地 | : 塩尻市広丘野村 |
延床面積 | : 103.10m² |
施工 | : 直営工事 [施工協力:(有)ハーモホームミヤサカ] |