350坪の大きな土地の中に、新婚のご夫婦が『敷地内同居』のために建てたイエです。
空いていた道路側の場所に配したこの建物は、近隣の方々に圧迫感を与えないよう全体的な高さを低く設定。
玄関前の横格子がプライバシーと通風を確保しています。
吹抜と階段でゆるやかに繋がる内部空間は、梁に信州赤松、床に広島の杉を使い、まさに「木のイエ」といった感じ。
2階の床落とし込んだFRPグレーチングが、暖かい空気と1階のにぎやかな雰囲気を2階へと運んでくれます。
南側の木製建具の大開口から見える庭木が、心を落ち着けてくれます。
ご両親との敷地内同居、そしてこれから新しい家族が増えるこの場所は、『1』と『1』が合わさり大きな輪の中にご家族の笑顔があふれていく事でしょう。
道行く人へ配慮した、高さを抑えた外観 | |
「うだつ」は建物のアクセントに | |
横格子がプライバシーを守ってくれるポーチ | |
南側の大開口からたくさんの光を取り込む | |
たくさんの収納を兼ね備えた回遊性のあるキッチン | |
水廻りにも収納をしっかりと確保 | |
珪藻土の壁とJパネルの踏板で作ったシンプルな階段 | |
さまざまな恩恵を往来させる吹抜 |
竣工 | : 2009年12月 |
用途 | : 専用住宅 |
所在地 | : 松本市梓川 |
延床面積 | : 112.61m² |
施工 | : 直営工事 [施工協力:松井建工] |