松本平を望む東の高台に建てた二世帯住宅です。
十数年前に増築された部分を残し、
築七十年経っている老朽化した部分を取り壊し、
新たに3世代が暮らす住居をつくるという計画。
市街化調整区域であることや、
前面にある国有地の払い下げ等、
たくさんの問題を時間を掛けてクリアし、
無事に着工できました。
周辺の景観を考慮し、
和の雰囲気を重視した外観にしました。
ご家族の生活スタイルに合わせ、
それぞれのスペースを計画。
既存部分との関係性も考え、
可変性を持つ空間になりました。
ご家族皆さんの笑顔が、
このイエに溢れることは間違いありません。
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和瓦の美しさを活かし趣のある外観に |
木格子と庇を効果的に | |
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軒の深い縁側は安らぎの場所 |
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二間続きの和室は昔ながらの造りに |
2階の若夫婦世帯のLDKは大空間 | |
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既存部分との繋ぎは段差を最小限に設定 |
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眼下に松本平を望む |
竣工 | : 2013年12月 |
用途 | : 専用住宅 |
所在地 | : 松本市里山辺 |
延床面積 | : 212.82m²(既存部分66.24㎡ 増築部分146.58㎡) |
施工 | : 施主直営(分離発注方式) |