松本市の西部の昔からある住宅地の中に完成した、大きなイエです。
土地の四方が道路に囲まれているという難しい敷地条件の中で、どのように見せるかを意識し、
当初からあった敷地内の高低差を「スキップフロア」を利用して、
遊び心のある空間にしました。
建物内は4層にて構成され、各層で役割を設け緩やかにつながるように計画。
最下層にある30畳以上あるLDKでは、
大きな木製窓から迎え入れる陽光と心地良い風を感じ、
その上にある大きな吹抜けからは家族の存在を感じることが出来ます。
最上層に設けられた浴室からは、南に見える山並みが一望できます。
柔らかな杉の床、シャープな雰囲気を醸し出す鉄の手摺、
そして仲間たちと塗った珪藻土の壁。
安心できる素材で構成された空間の中で、
これから新たに始まるご家族のストーリーを、
このイエがずっと見守ってくれることと思います。
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3つの異なるカタチの箱で形成された外観 |
東西南北で違う表情を見せてくれます | |
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家族をあたたかく迎えてくれるアプローチ |
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居心地の良いLDKという名の大空間 |
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ここから見える景色は万華鏡のように変化します |
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仕事も出来る広々とした書斎 |
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キッチン収納は目的に合わせて製作 |
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収納量豊富な書庫 |
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大きな吹抜けは光と風の大事な通り道 |
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洗面所と脱衣所を別にし収納量を確保 |
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スキップフロアが緩やかに空間をつなぎます |
竣工 | : 2013年4月 |
用途 | : 専用住宅 |
所在地 | : 松本市里山辺 |
延床面積 | : 230.63m² |
施工 | : 施主直営(分離発注方式) |